サッカー「TSV1973四日市」四中工OB、中西氏のTD就任を発表

県社会人サッカーリーグ1部の「TSV1973四日市」(渡邉俊介代表)は5日、四日市中央工業高校出身の元プロサッカー選手で男子元日本代表の中西永輔氏(46)のテクニカルダイレクター就任を発表した。四日市市内で会見した中西氏は「自分の経験を還元し、いいチームにしていきたい」と抱負を語った。

同チームは将来のJリーグ入りを視野に、サッカーを含む地域総合型クラブへの転身を目指して今年プロ化を表明。中西氏はプロ指導者としてジュニア世代からの一貫指導に携わるほか、トップチームへの助言も行うという。

鈴鹿市出身の中西氏は四日市中央工3年時の1992年1月、全国高校サッカー選手権で同校を初優勝(帝京高と両校優勝)に導いた。卒業後はジェフユナイテッド市原(当時)、横浜F・マリノスでプレー。98年のフランスW杯にも出場した。

現役引退後、各地のチームでアドバイザーなど務めたことはあったが本格的に運営に関わるのは初めて。かねてより交流のあった渡邉代表から聞いたチームの活動理念に賛同し、今月のTD就任に至ったという。任期は特に設けない。

会見では「四日市中央工でサッカーをしてプロになるきっかけを得られた」と地域への思い入れをのぞかせ「Jを目指すことに変わりは無いが、地域に根ざした活動に力を入れ、チームを盤石なものにしたい」と決意表明。地元サッカー教室、トレセン活動にも積極的に関わる姿勢を示した。

県内では、四中工サッカー部時代の同学年で、現J2京都監督の中田一三氏が発足に関わったFC伊勢志摩が県社会人リーグの上位に当たる東海社会人リーグで活動中。昨年暮れからはやはり四中工時代の同期の小倉隆史氏が理事長を務めている。両氏にもTD就任を報告済みで「切磋琢磨せっさたくまして三重のサッカーを盛り上げていきたい」と語った。