松阪もめん手織りセンター 観光整備に合わせ改装 振り袖試着スペース新設 三重

【店舗を改装した松阪もめん手織りセンター=松阪市本町で】

【松阪】三重県松阪市本町の松阪もめん手織りセンターを運営する有限会社コットンライフ(三好孝代表)は4日、店舗をリニューアルオ―プンした。

同センターは昭和59年7月7日、縞模様と藍染めが特徴の松阪木綿を普及しようと三井家跡地に開設した。市産業振興センター1階にあり、松阪木綿の反物や商品の販売、振り袖のレンタル、機織り体験を手掛ける。

松阪商人の邸宅・旧長谷川邸の同市への寄贈をきっかけに進む「豪商のまち」としての観光整備に合わせ改装した。隣には「豪商のまち松阪観光交流センター」が今年4月5日に開業している。

工事費用は約200万円。新しく3畳の「和のスペース」を設け、手織り松阪木綿の振り袖を試着できる。カウンターを改め、実演や体験用の機織り10機とともに配置を変えた。

倉庫に保管していた「国産松阪木綿商」(縦70センチ、横170センチ)の木製看板や幕末の縞帳を展示。松阪木綿に関連した和紙商品や陶器もあり、約900点を扱っている。

スタッフは「来店して感動するように工夫した。婦人服や紳士向けシャツがよく売れる。若い人が楽しんで松阪木綿を着てほしい」と話していた。