景気後退、本格化か 三重県内6月DI、4カ月連続で50未満 帝国DB津支店

帝国データバンク津支店が三日に発表した6月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比1・0ポイント増の44・3となった。6カ月ぶりに改善したものの、4カ月連続で50を割り込んだ。

全国順位は前月から6つ上がって27位。前年同月(8位)と比べて大幅に下落した。東海4県では3カ月連続で最下位となった。

規模別では大企業が前月と比べて1・1ポイント増の52・1、中小企業は1・3ポイント増の43・0でいずれも改善。規模間格差は9・1となり、前月から0・2ポイント縮小した。

業界別では、建設業が53・8と好調。8業種のうち、製造業や小売業など6業種で50を割り込んだ。建設、製造、卸売、小売の4業種が改善した一方で、不動産、運輸・倉庫、サービスの3業種が前月を下回った。

同支店は「景気減速が色濃くなってきている。運輸・倉庫や製造でやや陰りが見え始め、経営リスクとなる要因が多く、本格的な後退局面に入る可能性が高まっている」としている。