四日市 萬古焼担う決意 やきものたまご創生塾 三重

【陶芸家の松本さん(左)から激励を受ける研修生の4人=四日市市東阿倉川の県工業研究所窯業研究室で】

【四日市】萬古陶磁器工業協同組合は1日、萬古焼の技術者を育成する「やきものたまご創生塾」の開講式を、三重県四日市市東阿倉川の県工業研究所窯業研究室で開いた。第12期の研修生となった4人は、萬古焼の新たな担い手となる決意をした。

4人は、四日市市の谷口真美さん(26)、鈴鹿市の中馬修さん(55)、愛知県・東郷町の堀由奈さん(23)、津市の堀内沙友里さん(27)。来年3月までの8カ月半の間に基礎を学び、組合員の企業や他産地での研修にも参加する。

開講式で、組合の藤井健司理事長は「産業の担い手として活躍することを期待する」、講師で陶芸家の松本尚さん(64)=津市河芸町赤部=は「一生懸命、学んで」と激励した。

4人のうち、ものづくりに興味があり、受講を決めた堀内さんは「第一目標の萬古焼工場に就職できるよう頑張りたい」と意気込んだ。

創生塾は11期までに49人が受講し、45人が修了。そのうち42人が萬古焼業界に就職するなど、現在も担い手として活躍しているという。