4月の三重県内経済 「回復が一服」 2カ月連続判断据え置き

三重県は1日、4月の県内経済情勢を発表した。県内経済は「回復が一服している」と2カ月連続で判断した。生産活動で5カ月ぶりに回復がみられたものの、世界経済の下振れを予測し、判断を据え置いた。生産分野は「概ね横ばいとなっている」、個人消費は「緩やかに持ち直している」、雇用情勢は「着実に改善している」との見方を維持した。

鉱工業や製造業の活動状況を示す鉱工業生産指数は前月と比べて4・8%増の108・8で、5カ月ぶりに上昇。生産種別では、県内主要産業の輸送機械工業と化学工業の2業種で前月を上回った。

消費分野では大型小売店の販売額が前年同月と比べて3・2%減の204億6千万円で、2カ月ぶりに前年同月を下回った。コンビニの販売額は、県全店で1・3%増の131億4900万円で6カ月連続で前年同月を上回った。

新車登録台数は、前年同月比0・2%減の4079台で、2カ月連続で前年同月を下回った。新築着工数は2カ月ぶりに前年同月を下回り、833戸。有効求人倍率は1・73倍で、前月を0・02ポイント上回った。