移動オービスを三重県内配備 来月3日から県警、生活道路で重点取り締まり

【来月3日から運用開始となる移動オービス=津市の県警本部で】

三重県警は来月3日から、可搬式速度違反自動取締装置(移動オービス)の運用を開始する。設置スペースなどの問題から、従来取り締まりが難しかった生活道路での速度違反抑止につなげ、重大事故を防ぐのが狙い。

移動オービスはバッテリーを含めた総重量約50キロで、畳一畳分のスペースがあれば設置可能という。従来使用していたレーダー型の固定装置では取り締まりが難しかった狭い生活道路やトンネルなどでの使用も可能で、レーザーで違反を感知すると自動で車両やナンバーなどを撮影する。維持管理費を含めた約3513万円を今年度予算に計上し、2台を購入した。

移動オービスは埼玉県警などを皮切りに平成27年度から全国に配備されており、30年度までに26都道県警が導入。令和2年度までに全都道府県警に配備される見込みという。

今後は津署管内を皮切りに、定期的に設置場所を変えて運用を図る。2台のうち1台の設置箇所は県警ホームページ上で公開する。交通指導課の青木美晴課長は「通学路を中心に運用し、悲惨な事故の抑止につなげたい」と話した。