侮辱発言で懲罰動議可決 志摩市議会で初 上村議員が陳謝 三重

【懲罰動議の可決を受け、陳謝する上村議員(手前)=志摩市役所で】

【志摩】三重県の志摩市議会の西﨑甚吾議員(73)は27日、13日の本会議で上村秀行議員(61)から「侮辱的な発言」を受けたとして、上村議員に陳謝を求める懲罰動議を前田俊基議員(59)ら3人で議会に提出した。賛成10、反対7の賛成多数で可決され、上村議員は「不穏当な言辞を用い、誠に申し訳ありません」と陳謝した。

上村議員は13日の本会議一般質問で「本来であれば5月7日の臨時会で質問すべき事項がたくさん含まれている。(臨時会で)心ないやじが私の後ろ右斜め奥の20番議席の方より発せられたので一般質問をすることにした」と述べた。

20番議席の西﨑議員は「指摘は、やじではなく注意喚起」「(私が)正常な議事の進行をゆがめた印象を多くの人に与えようとする悪意に満ち、侮辱している」として懲罰動議を提出した。

議会は懲罰特別委員会を設置。委員会では「侮辱の定義が曖昧」「西﨑氏と特定できるような発言は問題」などの意見が出た。

本会議では、中村和晃議長と上村議員、「一身上の都合」を理由に欠席した前田議員を除く17人で採決した。懲罰動議の可決は同市議会で初めて。