認知症高齢者の力に 伊勢で「生活支援員」の養成講座 三重

【生活支援員の養成講座を受講する参加者ら=伊勢市八日市場町の市福祉健康センターで】

【伊勢】認知症の高齢者や知的障害者らの日常生活を手助けする「生活支援員」の養成講座が27日、三重県伊勢市八日市場町の市福祉健康センターで開かれた。

生活支援員は、市社会福祉協議会の非常勤スタッフとして、親族のいない認知症の人や知的障害、精神障害者らの金銭管理を手伝ったり、福祉サービスに関する助言をしたりする。

講座は、市民約10人が受講した。社協の専門員が「高齢化などで支援員のサポートを必要とする人は年々増えている。昨年度市内で70人の認知症の人が支援を利用した」と説明。認知症で金銭の管理ができず日常生活に支障がでたり、消費者被害にあう危険性などを話し「支援体制を充実させたい」と呼びかけた。

講座は2日間の日程で開かれ、医師による認知症の基礎知識や司法書士による消費者トラブルの対処法の講話などもあった。生活支援員に関する問い合わせは市社協=電話0596(20)8618=へ。