津 エネルギーや環境問題学ぶ E&Eフォーラム開講 三重

【日本のエネルギー政策の変遷について話す竹内さん(中央奥)=津市羽所町のアスト津で】

【津】低炭素社会の実現を目指す「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」(会長・小林長久四日市商工会議所顧問、会員5145人)は27日、「E&Eフォーラム」を開講した。三重県内の経済、労働、女性団体の会員ら21人が全5回の講義や現地視察を通じてエネルギーや環境問題を考える。

E&EはEnergy(=エネルギー)&Environment(=環境)の略で同フォーラムは4期目。津市羽所町のアスト津で開講式と第1回講座があり、同会の奈須庄平理事が「来年3月までの勉強会でエネルギーや環境問題の仕組みを学び周囲に伝えてほしい」とあいさつした。

講座ではNPO国際環境経済研究所の竹内純子理事が「エネルギー政策の基本を学ぼう」と題して話し、日本のエネルギー政策の変遷や福島第一原発事故後の電源構成の変化、エネルギー安定供給の課題や電力自由化の現状を説明。講演後は4グループに分かれ意見交換した。

四日市商工会議所の舘恭平さん(29)は「新潟の地震やホルムズ海峡のタンカー攻撃などがあっても当事者意識は低いので、身近なこととして考える機会にしたい」と期待を寄せた。

同フォーラムは来年3月までで3回の講座と2回の現地視察を予定している。次回は8月に火力発電所などの施設を見学する予定。