児童虐待、警察と連携強化 四日市西署で初の講演会 北勢児相所長が現状語る 三重

【山本所長(右手前)から児童虐待の講演を聴講する署員ら=菰野町強原の四日市西署で】

【三重郡】三重県の四日市西署(北山秀樹署長)は26日、菰野町強原の同署に北勢児童相談所の山本衛所長(56)を招き、児童虐待についての講演会を開いた。山本所長は相談所の対応や警察との関わりなどについて語った。

署員に児童虐待の現状を知ってもらうとともに、児相と署の連携を強化しようと、同署で初めて開催。北山署長と生活安全、地域、交通課署員ら計30人が参加した。

児童虐待について山本所長は「身体、性的、心理的虐待などがあり、実父や母が乳児の頭を揺らす『乳児揺さぶられ症候群』により、言語障害や失明になることもある」と説明。「相談や通報に対し、児相が主体ではあるが、警察署員に現地への臨場など協力していただいている」と語った。

北山署長は「児相と情報共有を図りながら連携を強化し、児童の安全確保に対応する」と話した。

平成30年度の県内の児童相談所への相談件数2074件のうち、心理的虐待の相談が最も多く939件だった。