四日市 夏の花サルスベリ彩る 全国各地へ5000鉢出荷 三重

【出荷作業をする吉川代表(左)=四日市市八王子町の吉川園芸ハウスで】

【四日市】三重県の四日市市内で唯一、夏を代表する花サルスベリの栽培、出荷をしている八王子町の「吉川園芸」(吉川義明代表)で出荷の最盛期を迎え、愛知県を中心に全国各地への出荷作業に追われている。7月下旬ごろまでに、約5千鉢を出荷する。

ハウスには、淡いピンクや紫、赤、白などの縮れた花弁と丸いつぼみをたわわにつけた鉢が並び、吉川代表(80)と従業員らが分担して、開花し始めたものから一鉢ずつ剪定(せんてい)していた。

サルスベリ(百日紅)は、ミソハギ科の耐寒性落葉高木で、中国南部が原産。欧州で改良された、種から栽培する一才物の矮性種を入手した吉川さんが、室内品種としてぼかしやピンクに白のフリンジ入りなど独自に交配、改良を重ね「夏の日の想い」と名付けて栽培を続けている。

吉川代表は「寒暖差が激しかったが、例年並みに仕上がった。発色も上々です」と話していた。