参院選・三重選挙区 現新3氏が準備加速 来月4日公示

通常国会は26日閉会し、与野党は7月4日公示の参院選に向けた事実上の選挙戦に突入した。三重選挙区(改選数1)では、立候補を予定する現職と新人の3氏が街宣などで準備を加速させた。

三重選挙区には、自民党の現職で2選を目指す吉川有美氏(45)、三重民主連合の新人で元県議の芳野正英氏(44)、NHKから国民を守る党の新人で、政治団体代表の門田節代氏(51)が立候補を表明している。

6年前の参院選で15年ぶりに議席を獲得した自民は、議席死守が至上命令。「三重は最大の激戦区」(菅義偉官房長官)とし、全国32の1人区のうち、三重を重点区の一つに位置付けている。

27日には元防衛相の中谷元衆院議員が伊賀市を訪れるなど、相次いで〝大物〟の来県を予定する。一方、陣営は「空中戦だけでなく、地道な活動も大事」とし、団体訪問なども精力的に続ける。

対する野党は三重民主連合が擁立する芳野氏に候補者を一本化。統一候補の芝博一氏が自民の新人を破って当選した3年前の再現を狙う。南部などで顕著な「知名度不足」を克服できるかが勝敗を左右する。

知名度拡大を目指す芳野氏は、地元県議らの案内で県内を巡る。26日は朝日町や桑名市を巡り、街頭演説や企業回りにいそしんだ。27日は鳥羽、志摩両市内などでの活動を予定しているという。

一方、20日に出馬を表明したばかりの門田氏は後援会を持たず、NHKの問題に的を絞る独自の戦いで臨む。26日は三重県庁で会見し、候補者の生い立ちなどを紹介する「横顔」の取材を受けた。