「関の山車」魅力語る 亀山でワンコインゼミ 保存会「守り伝える」 三重

【「関の山車の魅力」の語り人を務める竹田会長(右)と木崎氏=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

【亀山】三重県亀山市東御幸町の市文化会館内のコミュニティCafeぶんぶんは24日、同館内中央コミュニティセンターで、「関の山車(やま)の魅力」と題してワンコインゼミを開いた。

関の山車保存会の竹田邦彦会長(79)と市文化財保護委員の木崎嘉秋氏(75)が語り人を務め、市民60人が山車の歴史を学んだ。

竹田会長は「江戸時代の元禄期に参勤交代や伊勢へのおかげ参りでにぎわった関宿で、町民の祭りの楽しみとして各町で「山車」を製作し、当時は16基が町内を巡行し、楽しさを競った」と述べ、「現在は、北裏、中町三番町、同四番町、木崎の4基が関宿一帯で夏に開催する『関宿祇園夏祭り』で巡行している」と語った。

木崎氏は「山車は市の有形民俗文化財に、お囃子(はやし)は無形民俗文化財の指定を受けている。歴史と共に歩んできた『関の山車』と重要伝統的建造物群指定の『関宿』を大切に守り、未来へ伝えていく」と話した。