津 環境問題、大学生ら考える 三重大で全国セミナー 朴教授「公害教訓に」

【講演する朴教授=津市栗真町屋町の三重大学で】

【津】全国大学生活協同組合連合会が主催する「全国環境セミナー」が22日、三重大学で開かれ、全国の大学生約150人が参加した。同大学の朴恵淑教授が「三重・地球規模の環境問題と国連持続可能な開発目標(SDGs)」と題して講演した。

セミナーは、大学生に環境のことを考え、行動してもらうため20年以上前から開催している。全国の大学生が集まり、講演や討論がある。同大学での開催は初めて。

講演では、朴教授が四日市公害の教訓から作られた「四日市学」について説明し、四日市市が平成7年に、環境の保護・改善に功績のあった団体として国連環境計画(UNEP)の「グローバル500賞」を受賞したことを紹介した。朴教授は「過去の経験から学ぶことを忘れてはいけない」と説いた。

学生らは、講演を踏まえて討論し、地球温暖化などの環境問題を解決するために、資源の節減や継続的な環境学習など、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むことを示した三重宣言を23日に宣言する。