尾瀬ヶ原の木道テーマに 岩咲さん、伊勢で写真展 三重

【尾瀬ヶ原の木道がテーマの写真と岩咲さん=伊勢市宇治今在家町の茶房山中で】

【伊勢】三重県伊勢市宇治今在家町の茶房山中で、滋賀県出身の風景写真家、岩咲滋雨(いわさきじう)さんの写真展「道」が開かれている。本州最大の湿原といわれる尾瀬ケ原の木道をテーマに撮影した12点が並ぶ。7月31日まで。金曜日と6月20日、7月4、18日は休み。

岩咲さんは平成20年、おいとめいの成長を残そうとカメラを購入したことをきっかけに写真を始め、プロカメラマンを目指して自然写真家の鈴木一雄さんに師事した。

月刊誌「フォトコン」ネイチャーの部に作品を応募し、同22年に年度賞を受賞。同年から尾瀬ケ原の自然に魅力を感じて同24年まで通い続け、自分が前に進んでいく道のように感じた木道をテーマにフィルムカメラで撮影。東京で写真展を初開催し、写真集も出版した。

現在は、伊勢神宮の祭典と神宮125社、伊勢志摩の風景を中心に日本人の感性の源を探る「日本姿(にほんし)」を撮影している。

同展には写真集「道」に収めた作品のうち、初夏から秋にかけて撮影した12点を出展。新緑の中を真っすぐに伸びた木道や神秘的な朝焼けと木道を切り取った作品などが会場を彩る。

岩咲さんは「自然から受ける希望の光を感じ、前に一歩ずつ進んでいく思いを作品から感じてもらえれば」と話していた。