津南防災コミュニティセンター 来月から利用開始 広域避難の中継地点に 三重

【7月1日から供用を開始する津南防災コミュニティセンター=津市半田で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は17日の定例記者会見で、7月1日から同市半田に建設した津南防災コミュニティセンターの利用を始めると発表した。前葉市長は「広域的な避難の中継拠点としての役割を果たせる」と期待した。

同センターは「いつくしみの杜」の新設に伴い平成27年に廃止した旧津斎場跡地を活用。コミュニティ機能と防災機能を兼ねた複合施設として約4億3千万かけて建設した。敷地面積は約3479平方メートル。災害発生時に大型バスなど輸送車両が転回できる場所を確保するため民有地約1442平方メートルを買収した。

市は大規模津波発生時、橋南地区から避難者が約2万3千人出ると想定。同地区近辺の市指定避難所に収容できない避難者は、同センターから大型バスで他地区の避難所などへ移送する。

市危機管理課によると、大規模津波発生時、市内の想定避難者は約10万人。浸水区域外の指定避難所は123カ所で、収容人数は約8万3千人。収容できなかった避難者の収容施設の候補地として市内のゴルフ場などを検討している。避難所として活用できるよう依頼していく。