伊勢 遺跡通じ地域の歴史学ぶ 東大淀小で出前授業 三重

【土器などに触れる児童ら=伊勢市東大淀町の東大淀小学校で】

【伊勢】伊勢市東大淀町の東大淀小学校で17日、地域の遺跡を学ぶ出前授業があった。県埋蔵文化財センター(明和町)の職員を講師に迎え、6年生16人が、遺跡を通して地域の歴史への理解を深めた。

授業は地元の歴史文化への関心を深める同校の地域プロジェクト学習の一環。遺跡の調査や保護をする同センター活用支援課の松永公喜主幹ら3人が学校を訪れた。松永さんは、同校周辺にある遺跡や古墳6カ所を航空写真で示し、「遺跡は人が住んでいた場所なので、住むのに適さなかった場所には遺跡はない。遺跡を勉強すれば、昔の人の生活が分かる」と説明。「土器からは、どんな食べ物を食べていたか知ることができる」と紹介した。

市内や津市など県内の遺跡から出土した土器に触れる体験では、炊事に使った縄文時代のつぼ、狩猟や戦いで使った弥生時代の矢じりなどを児童らが手にし、重さや感触を確かめた。清水俐玖君(11)は「この地域にもたくさんの人が住んでいたんだなと思った。古い土器が残っているのはすごい。歴史を知るのは面白い」と話していた。