インターハイ出場、自己ベスト目指す 陸上女子400M障害 四日市商の奥林、東海総体へ

【陸上女子400メートル障害で県高校総体を2連覇した奥林凜(四日市商)】

5月末から6月初旬にかけて伊勢市で行われた県高校総体陸上競技女子400メートル障害で、四日市商3年の奥林凜が、1分0秒56の県高校新記録で2連覇した。全国高校総体(インターハイ)東海ブロック予選を兼ねて21日から静岡県で開かれる東海高校総体へ、同種目では初めて出場する。県総体で1分1秒87の大会新記録を樹立した昨年は、右足裏の疲労骨折のため出場を断念している。インターハイ出場と自己記録の更新目指して、高校最後の東海総体に挑む。

今月1日にスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われた県総体女子400メートル障害決勝。2位以下の選手を6秒以上突き放す圧勝で2連覇を果たした。決勝タイムは2004年以来15年ぶりに県高校記録を塗り替えた。

四日市商では障害走のほかリレーメンバーとしても活躍。県高校総体ではリレー種目決勝でアンカーを務め、400メートルリレー3位、1600メートルリレー優勝に貢献した。陸上競技部の池村光司教監督は「スピードがあり跳躍力もある。何をやらせてもこなせる器用な選手」と評価する。

練習熱心なところも長所の1つだ。疲労骨折のため昨年6月から約2カ月、スパイクを履いて練習できなかったが、その間、マシンを使った心肺トレーニングや体幹トレーニングなどに専念。地道にトレーニングに励んだ結果、今季はシーズン開幕戦から好記録が続出。5月の県高校春季大会も1分1秒53の大会新記録で優勝した。

東海総体欠場で、地元インターハイ出場を逃した悔しさも糧にする。伊勢市で昨年行われたインターハイの優勝タイム、59秒00を上回る記録を目標に練習に打ち込んできた。「(県高校総体の決勝は)前半から飛ばせていなかったし、最後の方は追い風でハードル前で足が詰まっていた。東海総体で59秒台を出してインターハイにつなげたい」と誓う。