運動会で「田村かんこ踊り」 亀山・川崎小 200年の伝統芸能、復活願い 三重

【運動会で花笠を被り「田村かんこ踊り」を披露する3、4年生ら=亀山市能褒野町の市立川崎小学校で】

【亀山】亀山市能褒野町の市立川崎小学校(伊達弘校長、児童数453人)は16日、同校グラウンドで運動会を開催した。

全22競技種目のうちの一つとして、「この地でうけついでいく」と題し、3―4年生計159人が、校区内の田村町に約200年伝わる伝統芸能「田村かんこ踊り」を披露した。

同踊りは、雨乞い、豊作祝いと精霊を慰める行事として始まり、踊り保存会が継承してきたが、近年後継者不足のため、2年前に保存会が解散。踊りが途絶えた。

同校は、児童らが踊ることで、もう一度地域の人らに復活してほしいという願いを込め、この日のために
同踊りの元保存会の人たちから指導を受け、練習に励んできた。頭にかぶる花笠は、保護者らが作った。

元保存会の大井常旦会長(79)は「児童らの頑張りを見た若い人らが、復活に向け協力してくれることを願っています」と話していた