半泥子役に鈴木知事 「津カルタ」のモデル撮影

【半泥子役の鈴木知事(左)を撮影する浅田さん=津市白山町三ヶ野で】

【津】津カルタ実行委員会(池村祐樹実行委員長)は15日、津市の名所や偉人などを題材に市の魅力を紹介する写真かるた「津カルタ」のモデル撮影を始めた。初日は、同市白山町三ヶ野の陶芸教室「白山窯」で、津市出身の陶芸家川喜田半泥子を演じる鈴木英敬知事を撮影した。

津カルタは、地域の魅力を楽しく子どもたちに伝えていく目的で作成。市の名所や名物、偉人などを題材に、地域住民らがモデルとなって津市出身の写真家浅田政志さん(39)が撮影する写真を基に、46枚の絵札を作る。かるたは8月末ごろ完成予定で、著名人は知事のほか、吉田沙保里さんや前葉泰幸市長らが出演予定。

この日の撮影は、半泥子を装う知事が皿を作ろうとしていたが、子育てのことを考えていたらほ乳瓶を作ってしまったという設定。“陶芸の父”と“三重県の父”をかけた作品になる予定で、父の日を前に撮影に臨んだ。

浅田さんの要望に応じていろいろな表情やポーズをとった鈴木知事は、終了後、「どんな仕上がりになるか楽しみ」と語った。

当初は、同実行委が用意した陶器を使って撮影する予定だった。が、当日打ち合わせを進める中で、より本物らしさを出そうと、同教室の髙山大さん(46)が撮影直前に形作った陶器を使用した。

実行委の若林祐基さん(40)は「今日のように、会った人とコミュニケーションを取って、自分たちの想像すら超えるものを作りたい」と意気込み、「笑えて津市が好きになるものを作るので期待してほしい」と話した。

14日に締め切ったモデルの一般公募には、約百組の申し込みがあった。選考された36組が7月から8月にかけて撮影に参加する。

かるたは完成後、市内の小学校、保育園、幼稚園に配る。写真展や、かるた大会も開く予定。撮影エピソード付きの冊子の作成なども計画している。