犬との正しい接し方学ぶ 熊野・有馬小で児童ら

【犬と触れ合う児童=熊野市有馬町の有馬小学校で】

【熊野】子どもたちに犬との正しい接し方を学んでもらおうと、熊野市有馬町の市立有馬小学校で14日、「犬とのふれあい教室」が開かれ、一、二年生60人が参加した。

十年以上前に市内の小学生が犬にかまれる事故が起き、犬との正しい接し方を学んでもらおうと、13年前から実施している。

同校の依頼を受け、県熊野保健所と犬愛好家でつくる「わんちゃんクラブ」のメンバーが大型犬のセントバーナードや小型のミックス犬など六頭を連れて同校を訪れた。

同保健所の北村敏昭さんが、「犬が近づいてきたらどうする」などと質問し、児童たちは三択のクイズ形式で犬とのふれあい方を学んだ。

北村さんは、犬の平均寿命が15年であることを説明し「犬は自分でごはんが食べられないので人間の力が必要。簡単に動物は飼えないことを学んでほしい」と呼び掛けると、児童たちは真剣な表情で聞いていた。

犬とのふれあいタイムでは、児童たちが、順番に体をなでたり抱っこしたりした。前東子ちゃん(7つ)は「ふかふかで気持ちよかった」と笑顔で話した。

わんちゃんクラブの冨士本一馬さん(77)は、15年前から愛犬と一緒に同校の近くのバス停に立ち、子どもたちに声を掛け続けている。冨士本さんは「これからもできる限り啓発活動を続けていきたい」と話していた。