架空請求・還付金詐欺防ぐ 亀山署 コンビニ店長や会社員に感謝状 三重

【感謝状を持つ(左2人目から)市野店長と木村さん、中井さん=亀山署で】

【亀山】三重県の亀山署の橋本利秋署長は13日、同署で、2件の特殊詐欺を未然に防いだ3人に感謝状を贈呈した。

3人は亀山市みずほ台のファミリーマート亀山みずきが丘店の市野喜代実店長(60)と店員の木村真弓さん(35)、電気通信工事業「エー・アシスト」(伊勢市)の従業員で志摩市阿児町の中井誠(35)さん。

市野店長と木村さんは5月16日、同店を訪れた60代の男性がウェブマネー20万円分の購入を申し出た際、高額なため購入理由と利用先を聞いたところ、架空請求詐欺と確信し、警察に通報するなどした。

一方、中井さんは同月23日、光ケーブルの敷設工事で亀山市内の60代の男性宅に訪問中、男性が銀行のキャッシュカードを手に電話口で相手先と「市役所」「銀行」と話していることに不審を感じ、還付金詐欺と確信し、男性と電話を代わり相手と対応した。

市野店長は「住宅団地の一角で営業しており、常に安心、安全な店として心掛けている。未然に防げてよかった」と、中井さんは「仕事柄、高齢者と接する機会も多い。被害に遭わなくてよかった」とそれぞれ振り返った。

橋本署長は「皆さんの声掛けが防犯に効果がある」と謝意を述べた。

同署管内の5月末の特殊詐欺事案は一件で、被害金額は約100万円。