カエルとイモリが天気予報 鳥羽水族館 6年ぶりに「水槽」展示 三重

【イモリやカエルの行動で翌日の天気を予測する天気予報水槽=鳥羽市の鳥羽水族館で】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館に、カエルとイモリの行動で翌日の天気を予測する「天気予報水槽」が展示されている。カエルが目を開け、起きていたら「雨」、イモリが水中にいれば「晴れ」など、飼育員が行動を観察し、水槽横の掲示板に書き込んでいる。

天気予報水槽の設置は6年ぶり8回目。子どもが夏休みの自由研究の参考にするなど、人気の催しだったが、内容がマンネリ化していたため、平成25年を最後にいったん中止。だが、梅雨時期になると今でも来館者からの問い合わせが相次ぐため、水族館は取り組みを再開した。

カエルとイモリの水槽は分けてあり、いずれも10匹を展示。木に登るなど活発に動いているカエルが5匹以上いれば翌日は「雨」と判断している。また、イモリは湿度が高くないと水中から出られないといい、5匹以上が陸地にいれば翌日は「雨」の確率が高い。

飼育員が午前と午後の2回、カエルとイモリの行動をチェックし、明日の天気予報を掲示板に記入。今年は今のところ、イモリ予報が約75%の確率で的中し、カエル予報は30%ほどという。掲示板には気象庁の予報のほか、実際の天気も書き込み、的中率が分かるようにしている。

担当者は「予報は『お遊び』の部分も大きいが、来館者に生きものを観察する楽しさを知ってもらえたらうれしい」と話している。天気予報水槽の展示は8月31日まで。