桑名の土木施設を1冊に 元県職員の服部さんが出版 三重

【渡邉副知事(左)に書籍と目録を手渡す服部さん=三重県庁で】

元三重県職員の服部喜幸さん(59)は桑名市やいなべ市など桑員地域の土木施設をまとめた資料集「素晴らしき くわないなべ土木施設めぐり」を伊勢新聞社から自費出版し、11日に70冊を県に寄贈した。

服部さんが県庁を訪れ、渡邉信一郎副知事に書籍と目録を贈呈。「桑名は交通の要だったため、交通網が早くから発達していた歴史がある。一般の人に見てもらいたいので写真を多く使った」と書籍を紹介した。

渡邉副知事は「貴重な資料としてまとめていただいた」と感謝。「今後の土木行政や建築行政に生かすため、若い人に知ってもらいたい。郷土の構造物の歴史を知ることは将来にとっても重要だ」と述べた。

服部さんは桑名市出身、信州大卒。建設会社で2年間勤めた後、昭和59年に三重県庁入庁。下水道課長や桑名建設事務所長などを歴任し、平成31年3月に退庁した。

B5判の全168ページでカラー刷り。橋や砂防ダムなどの土木施設が建設された経緯や施設の構造を写真とともに紹介する。1500円。問い合わせは、伊勢新聞社本社=059(224)0003=へ。