鈴鹿の伊勢国分寺 復元イラスト完成 建物も具体的に 三重

【完成した伊勢国分寺の復元イラスト(鈴鹿市提供)】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市はこのほど、国の史跡に指定されている同市国分町の伊勢国分寺跡をイメージした復元イラストを完成した。同国分寺跡保存整備事業の一環。

同国分寺跡は来年度から歴史公園として供用開始を予定しており、イラストを横1メートル、縦60センチの大きさで銅板に焼き付けたものを公園の入り口付近に設置する。

イラストは京都府在住の考古イラストレーター早川和子さんに依頼した。制作費21万6千円。

イラストには本尊を安置する金堂、講義や説教をする講堂、宿舎の僧坊など発掘調査で確認された建物が配置されているほか、確実な遺構が発見されなかった七重塔や鐘楼、経蔵については他の国分寺の配置などを参考に、想定復元とした。公園への設置だけでなく、パンフレットへの掲載や館内での展示などで活用を図る。

担当の同市文化財課、前田有紀さん(26)は「公園は建物復元をせず平面整備なので、イラストで具体的にイメージしてもらえるのでは」と話していた。