生徒の就職へ企業と情報交換 鈴鹿市内企業と高校担当者 三重

【個別面談形式で情報交換する企業の人事担当者と高校の進路指導担当者ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は11日、同市役所で「企業と高校の採用・就職に関する情報交換会」を初開催し、市内中小企業22社の人事担当者と県内高校18校の進路指導担当者が意見交換した。

企業と高校が相互理解を深めることで優秀な人材を市内企業に確保し、市の経済発展に貢献することが狙い。県教委、鈴鹿商議所、ハローワーク鈴鹿の共催。

人事担当者33人、進路指導担当者23人が出席。ハローワーク鈴鹿の結城真明所長(58)は、管内の今春採用状況について説明し、新規高卒者の求人倍率は2・31倍だったが、地元求人の充足率は47%で、採用に至ったのは約半分という現状を報告。「進路指導担当者の先生が、収集した企業情報や最近の若者の就職事情などを生徒や親に、正確に伝えることが生徒のベストな就職につながる」とあいさつした。

企業ごとにブースを設け、各校の進路指導担当者が個別面談形式でローテーションし、1企業につき10分程度で採用動向や生徒の就職状況などについて情報交換した。

市内の県立稲生高校から参加した進路指導主事の吉田久幸教諭(54)は「企業と高校の連携は大切。地元高校として生徒らの地元就職につなげたい」と話していた。