おわせむかい農園 ブルーベリー農園整備着々 三重

【開園に向け、整備が進められているブルーベリー農園=尾鷲市向井で】

【尾鷲】三重県尾鷲市矢浜の「尾鷲ヤードサービス」は、ブルーベリー狩りが楽しめる「おわせむかい農園」の整備を進めている。来年6月の開園を目指しており、同社の岡文彦常務(52)は「観光客を呼び込み、市の活性化につなげたい」と話している。

農園は同市向井にあり、10年以上前に甘夏ミカンを栽培していた休耕地を活用。1080平方メートルの段々畑にブルーベリーの木を約290本栽培している。社員らは専門家の指導を受けながら草刈りをしたり防鳥ネットを張ったりして整備を進めてきた。

ブルーベリーは、甘くて大粒のフロリダスターや酸味が強いミスティなど20種類を栽培。水と養液が自動的に流れ、補給される「養液栽培」と取り入れている。

同社は中部電力尾鷲三田工事所内の撤去工事に携わる。社員14人のうち、30代が半数を占める。同発電所が廃止されたことを受け、観光客を誘客し、地域活性化につなげる狙いと、社員が地元で働き続けられるようにと農園を始めることにした。

農園の近くには入浴施設「夢古道おわせ」もある。岡常務は「夢古道おわせとも連携しながら、尾鷲に人を呼び込みたい」と話している。