鈴鹿 豊穣願い御田植祭 椿大神社、紋帷子姿の氏子ら 三重

【一列に並び丁寧に苗を植える氏子ら=鈴鹿市山本町の椿大神社神饌田で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市山本町の椿大神社(山本行恭宮司)は9日、同町の神饌田瑞宝稲荷社で御田植祭を開き、五穀豊穣を祈念した。

悪天候の中、一文字がさに紋帷子、手甲脚半、あかねだすき姿の氏子ら約40人が一列に並び、約10アールの神饌田にキヌヒカリの玉苗を一本ずつ丁寧に植え付けた。

特設舞台では、みこらの神楽舞や地元老人会などによる舞踊が奉納された。

田植えの後は、同大神社と別宮椿神社のそれぞれの主祭神、猿田彦大神と天之細女命を描いた大うちわを三度合わせ、秋の豊かな実を願う「大団扇合わせ神事」があった。秋に収穫し、そのうち1俵を伊勢神宮に奉納する。

同祭は平安時代から伝わり、明治時代に一時中断したが、昭和51年に復活。今年で44回目。