シイタケオイル完成 鈴鹿山麓夢工房、辻製油と開発 独自製法でうま味抽出 三重

【完成した2種類のシイタケオイル=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市下大久保町の菌床シイタケ栽培業、鈴鹿山麓夢工房(川森浩社長)はこのほど、松阪市嬉野新屋庄町の食用油製造業、辻製油(辻威彦社長)と共同開発で、食品にかけて食べるフレーバーオイルの「シイタケオイル」2種類を商品化した。7日、鈴鹿市役所をの末松則子市長を訪問し、完成を報告した。

6日に完成したばかりというシイタケオイルは、コーン油となたね油のブレンド油でシイタケを加熱し、風味や味を抽出した独自製法。ガーリックとプレーンの2種類ある。1本110グラム入りで、価格は未定。外箱にはシイタケをモチーフにした市の伝統産業伊勢型紙のデザインを取り入れ、鈴鹿らしさをPRした。

辻製油は昨年、シイタケのうま味と香りを油に移す製法を開発。今年3月、名古屋市で開催した商談会で2社は出展者として隣同士となり、雑談の中からシイタケオイルの商品化の話が進み、約3カ月かけて完成したという。

来庁した辻社長(43)は「県内の食材を活用して全国に広がれば、地域貢献にもなる」、川森社長(57)は「いずれは三重テラスにも置ければ」とそれぞれ話した。末松市長は2種類のオイルを試食し、「こくが出る。どんな料理にも合いそう」と大絶賛。13日からのルマン市訪問に持参し、ルマン市長に贈呈する。

一般販売は早ければ7月から、鈴鹿PAで始まる。