昨年の三重県 熱中症による職場死傷3倍 27人最多、猛暑影響

三重労働局は4日、平成30年に県内の職場で発生した熱中症による死傷災害(休業4日以上)は27人で、前年の3倍以上だったと発表した。データが残る11年以降で最多となった。うち1人は死亡した。昨夏の猛暑が影響したとみられる。

熱中症による職場での死傷災害は前年と比べて20人増加。休業を伴わない熱中症による労災保険新規受給者は171人増の240人で、前年の3倍以上に増えた。受給者は例年、50―110人の間で推移してきたが、30年は大幅に増加した。

同局健康安全課の担当者は「猛暑の影響で熱中症による死傷災害が前年と比べて大幅に伸びた」と説明。「今年6―8月の気温はほぼ平年並みと予想されているが、水分や塩分を定期的に補給し、作業前に健康状態を確認してほしい」と注意を呼び掛けている。