度会町長選2氏舌戦 町議も選挙戦突入 三重

【度会郡】任期満了に伴う三重県の度会町長選と町議選(定数11)が4日に告示され、町長選にはいずれも無所属で元町議会議長の新人・中村忠彦(60)、八木淳(58)=届け出順=の両氏が立候補し、12年ぶりの選挙戦に突入した。両氏とも子育て支援や買物・医療難民対策、道路整備などを訴える。町議選には現新元職12人が立候補。2日まで無投票の公算が大きかったが、3日に書類事前審査を済ませた無所属新人・中西久博氏(68)が「無投票を阻止したい」として、急きょ名乗りを上げた。

町長選は、子育て支援施策の充実や自動車に代わる高齢者の移動手段の確保、産業振興、雇用確保などが争点。中村候補は、保育園での英語教育の充実や企業誘致などを訴える。八木候補は、シルバー人材センターの創設や保育園児の給食費軽減などを主張する。

無投票の公算が大きいとみられていた町議選は、中西候補の届け出でにより一転、選挙戦に。立候補者の内訳は新人5人、現職6人、元職1人。政党別では無所属11人、共産1人。中西候補は取材に「無投票を阻止したい一念で出馬を決めた。町民は分かってくれる」と語った。

いずれも期日前投票は5日―8日の午前8時半―午後8時、役場1階町民ホールで受け付ける。3日現在の選挙人名簿登録者数は7034人(男3393人、女3641人)。前回選挙の投票率はそれぞれ、19年の町長選が84・75%、27年の町議選が73・05%だった。