多気町 五桂池ふるさと村リニューアルオープン 松阪鶏焼き肉や年間パス 三重

【餅まきをする松浦村長(左)ら=多気町五桂の五桂池ふるさと村で】

【多気郡】三重県多気町五桂の「五桂池ふるさと村」は1日、リニューアルオープンを祝って餅まきをした。松浦信男万協製薬社長(57)が代表理事を務める一般社団法人「医食同源みえ」(津市大門)が同日から指定管理者に就き、年間30万人の集客と初年度黒字を目指す。

同村は昭和59年に同町が施設を造り、地元の五桂区が運営してきた。県立相可高校の高校生レストラン「まごの店」や農産物販売の「おばあちゃんの店」、動物園、ロッジ・コテージが並ぶ。来村者数は年間25万人。従業員約20人。

近隣に同様の施設が複数誕生した影響で赤字が続き運営が難しくなったため、同町は今年2月に指定管理者を募集した。

松浦村長は町商工会と町観光協会の会長を務める。五桂に自宅と自社工場があり、町の観光を盛り上げようと応募した。指定管理料はゼロ円。

閉店していた食堂に松阪鶏焼き肉店を開設し、新たに動物園の入園無料などの特典がある「年間グランドパス」を発行する。

式典で松浦村長は「より活性化し、地域の皆さんと歩む」と決意表明した。久保行央町長は「産業、農業振興の主要観光施設。一番多いときで年間30万人が来村した。10年ぐらい前から下がり気味になったが、生まれ変わる」と期待した。

相可高校食物調理科の村林信吾教諭は「つぶれたらどうしようと思っていたが、ほっとしている。この施設があるから生徒たちが本当の営業を実践できる」と祝った。