聖火リレー、12市町通過 東京五輪、三重県内ルート発表

【県内の東京五輪聖火リレーのルート】

三重県は1日、来年の東京五輪で全国を巡る聖火リレーの県内ルートを発表した。来年4月8―9日の2日間実施。四日市市を出発し、熊野市まで走る。鈴鹿サーキットや伊勢神宮、花の窟神社など県内の名所を聖火ランナーが通過する。

初日の8日は、聖火ランナーが四日市▽鈴鹿▽亀山▽津▽鳥羽▽伊勢―の6市を通過。四日市公害と環境未来館前で出発式を開いた後、鈴鹿サーキットや県庁を経由し、答志島に聖火を船で運ぶ。伊勢神宮外宮前からゴールの総合競技場を目指す。

2日目の9日は、伊賀▽名張▽松阪▽大紀▽紀北▽熊野―の6市町を巡る。伊賀上野城を出発し、赤目四十八滝や馬越峠を走る。花の窟神社前を通過した後、山崎運動公園で式典を開催する。各市町2―5キロ走り、県内全体の走行距離は30―35キロとなる見通し。

県内ルートは鈴木英敬知事を会長とする県実行委員会が選定。県内の自然や世界遺産、産業の発展、伝統文化を発信できる場所を条件に検討し、5月27日の会合で決定した。聖火ランナーが走る道路など詳細なルートは12月に公表される。

県実行委は今後、県内ルートを走るランナー160―180人のうち44人分を公募や推薦で決める。うち半分以上を公募枠に設定し、7―8月に募集する。このほか、県にゆかりのある人をランナーに推薦する。残りは大会組織委員会やスポンサー企業が決める。

聖火リレーは来年3月26日に福島県の「Jヴィレッジ」を出発し、121日間かけて全47都道府県の857市区町村を巡る。7番目の三重県は愛知県から聖火を受け継ぎ、次の和歌山県につなぐ。7月24日の開会式で聖火台に点火される。