
【津】台風や梅雨に備え、三重県の津署と津市消防本部中消防署は31日、台風などで浸水する可能性のある危険箇所の実地調査をした。県道42号と近鉄名古屋線の線路が交差する津市東古河町のアンダーパスと、同市安濃町連部付近を流れる穴倉川を調査した。
アンダーパスでは、同市危機管理部、県津建設事務所と合同で、排水用ポンプについての情報共有や電源施設の確認をした。
同事務所によると地下にポンプが埋められており、たまった水を安濃川に排水する。ポンプは4台設置しており、水のたまり具合に応じて順次稼働する。
穴倉川では同市安濃総合支所と合同で調査を実施。同支署の職員が平成26年に冠水が起こったことなどを説明した。
津署によると、合同調査は毎年この時期に実施し、情報共有の場としても活用している。