クボタピッグファーム JGAP認証を取得 農場HACCPと両認証 養豚で三重県内初

【JGAPと農業HACCPの両認証を取得した窪田社長(右)と太田農場長=鈴鹿市石薬師町のクボタピッグファームで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市石薬師町の養豚業「クボタピッグファーム」(窪田陽平社長)はこのほど、食の安全や環境保全、労働安全への取り組みを証明する「JGAP(農業生産工程管理)」の認証を取得した。すでに国が定める畜産農場の衛生管理基準「農場HACCP」も取得しており、市によると養豚業の両認証取得は県内初という。

窪田社長(37)は「根拠のある安心安全を示すことができるようになった。まずは認証を取ったことを多くの人に知ってもらいたい」と話している。

同社は昭和35年創業。現在は下大久保町の農場約1万8千平方メートルに12棟の豚舎があり、約5千頭を飼育。北勢地区の養豚農家で共同生産するブランド豚「三重さくらポーク」として、繁殖から出荷まで一貫生産するほか、一部は自社ブランド「心からありが豚(とん)」として予約販売している。年間出荷数は約1万600頭。

窪田社長は畜産物の安全性を高めるための衛生管理に取り組み、昨年7月に農場HACCPを取得。飼料や井戸水の適切な管理や労働安全などに取り組み、今月13日にJGAPを取得した。JGAPを取得したことで、東京五輪・パラリンピック競技大会に食材提供ができる。

農場長の太田浩介さん(32)は「ここからがスタート。さらに良いシステムを作り、安心安全でおいしい豚肉を提供することがやりがいにつながる」と話した。