カラスの巣を撤去 中電津営業所、停電防止で 三重

【カラスの巣を撤去する職員=津市納所町で】

【津】中部電力三重支店では、電柱に作られたカラスの巣の撤去作業に追われている。同店津営業所は30日も、津市内の電柱に作られた巣の撤去作業に当たった。

同営業所によると、カラスは2―5月に巣を作る。巣の材料に使われるハンガーや木の枝が電柱の機器に接触することで停電につながるという。同営業所管内では昨年度カラスの巣が原因の停電が3回あった。

巣作りの期間は撤去しても新たに作り直すため、5月上旬までは停電につながると判断した危険な箇所だけを撤去。停電につながらないと判断した箇所は、目印をつけ随時点検する。巣を取った後でも同じ箇所に作られるため、点検をしても次の点検までにまた作られることもあるという。

5月末から、巣立った後の巣の撤去を始める。同営業所の管轄では、4月末時点で約400個の巣を残し、様子見していた。巣立ちに合わせ2カ月かけて残りの巣の撤去に取りかかる。

同営業所の藤森啓行保守長は「電柱にある巣を見つけたら最寄りの営業所に連絡してほしい」と呼びかけている。