「命守る」地域スクラム 松阪市が声かけプロジェクト 大津・川崎の事件事故受け 三重

【松阪市声かけプロジェクト「守ろう大切な命」のポスターを示す竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】大津市の園児死傷事故や川崎市の殺傷事件を受け、松阪市は30日、松阪市声かけプロジェクト「守ろう大切な命」を31日から始めると発表した。市役所で記者会見した竹上真人市長は「市民、行政、学校、警察など関係機関がスクラムを組んで市民の大切な命を守る」と呼び掛けた。期間は8月31日まで。

春の全国交通安全運動期間中の死亡事故や3日連続の真夏日も考慮した。プロジェクトでは、地域安全対策課など5課が、①子どもの見守り②交通安全③熱中症対策―に取り組む。

青色防犯パトロールなどこれまでの活動を強化し、新たに5月31日に保育園、幼稚園の教諭らを対象に松阪署交通官から「被害者・加害者にならないために」をテーマに交通安全研修を開く。自治会や小中学校、幼稚園、保育園にポスター約1400枚を掲げる。

竹上市長は「対策を打っていくメッセージ。地域で見守りを強化する」と訴えた。また、「昨年7月23日に交通死亡事故多発注意報を発令し、啓発に努めたところ、死亡事故がぱたっと止まった。それなりに効果があると感じた」と話した。