ツメナシカワウソ「きらり」 世界カワウソの日PR 伊勢シーパラダイスで 三重

【「世界カワウソの日」をPRする「きらり」=伊勢市二見町江の伊勢シーパラダイスで】

【伊勢】「世界カワウソの日」の29日、三重県伊勢市二見町江の水族館「伊勢シーパラダイス」で、人気者のツメナシカワウソ「きらり」(雄、2歳)が参加する特別イベントが始まった。午後0時40分スタート、6月9日まで。

世界カワウソの日は、絶滅の危機にある野生のカワウソ類の現状や飼育園館の取り組みを知ってもらうことを目的に、カワウソの保存活動に取り組む「国際カワウソ保護(生存)基金」(英国)が制定。毎年5月の最終水曜日に世界各地の動物園や水族館で啓発イベントが行われる。

同館ではコツメカワウソとツメナシカワウソの2種6頭を飼育し、繁殖活動にも取り組んでいる。特にツメナシカワウソは国内でも飼育数が少なく、3園館で7頭のみ。同館では平成3年から飼育を始め、現在まで3回の繁殖に成功した。

この日は、SNS(インターネット交流サイト)などを通じて世界カワウソの日やカワウソの魅力を発信してもらおうと、飼育舎から出たきらりがスタッフの手作りパネルを使って記念撮影に応じた。来館者らは「かわいい」「縫いぐるみみたい」と言いながらカメラに収めていた。

飼育員の米山由貴惠さん(23)は「野生のカワウソが危機的状況になっていることを少しでも知ってもらえれば。きらりにはシーパラのカワウソを代表して頑張ってほしい」と話していた。