中電三重支社 台風時の停電復旧訓練 迅速な情報発信も

【高圧断線復旧訓練をする職員ら=四日市日永西の中電北勢訓練所で】

【四日市】三重県津市丸之内の中部電力三重支社(古田真二支社長)は28、29両日、台風を想定した非常災害対策実動・机上訓練を実施した。職員約130人が参加し、停電の早期復旧や迅速な情報発信訓練で災害に備えた。

実動訓練は、四日市市日永西の同社北勢訓練所で行われた。前進基地の設営と運営、マルチコプターでの配電線路巡視と、大規模病院での停電発生を想定した高圧発電機車による応急送電や高圧断線復旧訓練などがあった。

高さ約12メートルの高所と地上で作業する配電技術職員らは、互いに安全確認や状況を説明しながら切れた電線の復旧に取り組んでいた。

昨年の大規模な台風災害を踏まえて、非常災害対応検証委員会が挙げた課題への対応が狙い。秋元篤二配電技術長(52)は「訓練によって技術力の確認ができた。より一層の訓練を重ね、早期送電につなげたい」と総括した。