インターナショナル・ブルーイング・アワード 伊勢角屋麦酒 「ペールエール」金賞 三重

【ビールの国際コンテストで金賞を受賞した鈴木社長(左端)と出口さん(中央)ら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の地ビールブランド「伊勢角屋麦酒(いせかどやビール)」の看板商品「ペールエール」が、世界三大ビールコンテストの一つとされる「インターナショナル・ブルーイング・アワード」で最高賞の金賞を受賞した。2年前の前回大会に続く受賞となり、2大会連続で世界一に選ばれた。

コンテストは3月に英国で開かれ、アルコール度数などによって分けられる35クラスで審査があった。ペールエールは、「エール」の小規模製造部門クラス3に出品。欧州を中心とした世界各国の醸造者らが審査し、高い評価を得て金賞に輝いた。日本からの出品では唯一の金賞だった。また別部門に出品した「ヒメホワイト」は銅賞を受賞した。

伊勢角屋麦酒を製造販売する二軒茶屋餅角屋本店は昨年7月、生産拡大のため新工場を稼働し、新設備での製造を開始。鈴木成宗社長(51)は「初めは醸造がうまくいかず、品質調整に苦労した。ブルワー(醸造者)たちの頑張りで世界一をとることができた」と語った。醸造責任者の出口善一さん(51)は「新工場のビールは、シャープでクリアな仕上り。努力を続けて、質を高めたい」と話した。

ペールエールは、1本330ミリリットル、450円。市内の直営店などで購入できる。