時代に敏感な議会運営を 三重県議会正副議長が本社来訪

【小林社長(左)に抱負を語る中嶋議長(中央)と北川副議長=津市本町で】

三重県の中嶋年規県議会議長と北川裕之副議長が27日、就任のあいさつで津市本町の伊勢新聞社本社を訪れ、小林千三社長に「時代の変化に敏感な議会運営を進めていきたい」などと抱負を述べた。

中嶋議長は県議会の定数や報酬について「改選前から持ち越されていたので、スピード感を持って議論したい。議長だけでは決められないことだが、一定の方向性を出したいと思っている」と語った。

「多くの現場を訪れ、県議会のネットワークを広げることも目指している」と紹介。従前からの首都圏だけでなく、関西圏などにも就任のあいさつに出向き、現地の県人会などと交流を図る考えを示した。

北川副議長は「中嶋議長を補佐し、円滑に議会を運営できるよう努めたい」とした上で、副議長が兼務する広聴広報会議の座長として「新しい発想で議会の情報発信に取り組みたい」と語った。

小林社長は「税金が増えると公務員の権力が強くなってしまう」と指摘し、行政のチェック機関として役割を果たすよう要請。中嶋議長に対しては「得意の英会話も生かしてほしい」と激励した。

中嶋、北川両氏は今月15日の本会議で実施された改選後初の正副議長選で当選。いずれも対抗馬は立候補せず、事実上の信任投票となった。議長の任期は申し合わせで2年、副議長は1年。