津波想定し高台に 統合の尾鷲・賀田小 下校時に初の避難訓練 三重

【高台に避難する児童ら=尾鷲市古江町で】

【尾鷲】三重県尾鷲市賀田町の市立賀田小学校の全校児童53人は24日、下校時の避難訓練を初めて実施した。

本年度から3つの小学校が統合し、三木里小、三木小の児童は賀田小に通い、そのうち46人がスクールバスで通学している。

訓練は、下校途中に巨大地震が発生したと想定。児童らは自宅がある「三木里・三木浦」「梶賀・曽根・古江」「九鬼・早田」の3台に分かれて訓練を実施。児童らはスクールバスから降りて一時避難場所の高台に避難した。

梶賀・曽根・古江方面へ帰宅する12人は、同市古江町で訓練を実施。バスの運転手が車内で「津波警報が発令されたとの情報がありました。今からモクモクしお学舎に避難します」と伝えると、児童らは順番にバスから降りて高台に避難した。

訓練後、児童たちは「6年生が1、2年生を先に外に出していた」「声を掛け合っていた」と気づいた点を発表した。

6年中村優香さん(11)は「先生やバスのおじさん、6年生が声掛けしていたので戸惑わずに逃げることができた。地震が起きたら声を掛けられるように頑張りたい」と話した。