紀北町 岩ガキの出荷ピーク 保紀丸水産、身入りよし 三重

【岩ガキを水揚げする東さん(左)ら=紀北町東長島の名倉湾で】

【北牟婁郡】三重県紀北町東長島の岩ガキ養殖業「保紀丸水産」で岩ガキの出荷が最盛期を迎えている。代表の東保紀さん(67)らは23日、岩ガキの水揚げ作業に追われた。出荷作業は3月下旬から始まり、9月ごろまで続く。

岩ガキの養殖を始めて20年の東さんは、同町の名倉湾に設置している養殖いかだ12基で岩ガキを育てている。生で食べられる岩ガキの養殖は町内では保紀丸水産だけという。

7メートルのロープに種付けしたホタテの殻を30枚付け、養殖いかだにつり下げて海に沈めている。約2年半後に平均250―300グラムに成長。水揚げした岩ガキは洗浄し、滅菌して大きさ別に選別する。

町内の宿泊施設をはじめ、東海・関西圏の料亭やレストランと取り引きし、今年は例年より多い約3万個を出荷する見込み。1キロ当たり1500円から。

東さんは「今年は海の状態が良く、身入りがよい。レモンを絞ったり黒こしょうをかけたりして食べるとおいしい」と話していた。

問い合わせは保紀丸水産=電話0597(47)1970=へ。