非常停止装置設けず労働者重傷 伊賀労基署、容疑で養鶏業者ら書類送検 三重

【伊賀】ベルトコンベヤーに非常停止装置を設けなかったことで労働者が重傷を負ったとして、三重県の伊賀労基署は20日、安全衛生法違反の疑いで、伊賀市新堂の伊賀産業と、同社の男性課長(31)を伊賀区検に書類送検した。

送検容疑は昨年12月10日、コンベヤーに非常停止装置を設置しないまま、労働者にコンベヤーの清掃作業をさせた疑い。これにより、コンベヤーに巻き込まれた男性労働者(47)が、右足の大腿部を切断する重傷を負った。

同署によると、同社は養鶏業を営み、鶏ふんを運ぶためにコンベヤーを設置していた。非常停止装置は1カ所にあったが、男性労働者が届く場所にはなかったという。男性課長は容疑を認め、「法律を知らなかった」と話しているという。