津 シミュレーターで注意点確認 春の交通安全運動最終日 三重

【シミュレーターで横断歩道の歩行体験をする西出さん=津市大門で】

【津】三重県津市交通安全対策会議は春の全国交通安全運動(11日―20日)最終日の20日、同市大門の津センターパレスで交通安全を啓発した。歩行環境シミュレーターを設置し、訪れた高齢者が横断歩道の歩行を体験した。

同シミュレーターはスクリーン3面に映像を投影し、立体視で横断歩道を渡る体験をするもの。昼や夜、晴れや雨といったさまざまな状況を再現。台上で足踏みをして前進する。高齢者が身体能力の低下を考えるきっかけを作るために昨年に続き導入した。

体験者は、左右を確認し安全確認してから横断するが、車両を見落として接触する場面も見られた。信号のない横断歩道を渡る体験をした同市東丸之内の西出操さん(87)は「信号のないところを渡るのは怖かった」と感想を話した。

担当者によると、市内の今年の交通事故死亡者は2人。いずれも高齢者だった。横断歩道を渡る高齢者が事故に遭うことも多いという。20日は高齢歩行者の意識向上をねらった。