好きなこと全力で ラグビー・ホンダヒート 鈴西小で夢授業 三重

【夢をテーマに授業を行うホンダヒートの伊藤選手=鈴鹿市深溝町の鈴西小で】

ラグビーの国内最高峰リーグ、トップリーグに所属する本田技研鈴鹿製作所ラグビー部「ホンダヒート」の現役選手が講師を務める「夢授業」が20日、鈴鹿市深溝町の鈴西小学校(北川薫校長)であった。6年生を前に、伊藤玖祥(26)=四日市市出身、SH=、忽那健太(24)=愛媛県出身、SO=が自らの体験など語った。

授業のテーマは「夢に向かって努力することの大切さ」。忽那選手は5歳からラグビーを始め、さまざまな目標に向かって努力した結果、現在の自分がいると語り、「いいなと思えることにまず全力で頑張ってみる。一歩踏み出すことが次につながる」と話した。

伊藤選手は夢をかなえるために、失敗した時、行き詰まった時の考え方が大事と話した。自身は「まず自分の失敗をしっかりと受け入れる。その上で次のことを考えるようにしている」と語り、正確な現状の把握、発想の転換の大切さを説いた。

ホンダヒートが昨年度から本格的に始めた地域貢献活動の一環。夢授業のほか、ラグビーの入門版「タグラグビー」教室、外国人選手との異文化交流の3つのプログラムがある。受け入れ先は鈴鹿市教委を通じて市内学校から募る。

派遣する選手は各校が希望するテーマに沿って決める。夢授業の講師を初めて務めた伊藤選手は「子供たちと接することで初心に帰れた。自分が話したことを将来、少しでも思い出してくれたらうれしい」と話していた。