三重国体でも頂点を 重量挙げ岩崎、県内で活動 世界ジュニア3位、長崎国体V

【勤務後、重量挙げの練習に取り組む岩崎選手=四日市市内で】

長崎県雲仙市出身で、重量挙げ男子105キロ級で世界ジュニア3位などの実績を誇る岩崎貴之選手(22)==が今年春から三重県内で活動している。24日から岩手県奥州市で開催の全日本選手権には県ウエイトリフティング協会所属で109キロ級に出場予定。九州国際大4年時の昨年は105キロ級で全国3位につけており「(今年も)3位を狙いたい」と意気込む。

身長181センチの体格と高い集中力が持ち味。床の上のバーベルを一気に頭上に差し上げる「スナッチ」が得意種目だ。重量挙げを始めた長崎県立諫早農業高校時代から全国大会で活躍。九州国際大3年時の2017年には世界ジュニア選手権男子105キロ級スナッチで3位入賞し、ジュニア世代で世界のメダリストになった。

大学卒業後も競技生活を続けられる環境を探していたところ、2021年の三重とこわか国体に向けて戦力のてこ入れを目指す三重県の競技関係者を通じて県内での就職が実現した。現在県体育協会に所属しながら、勤務の合間を縫って県内高校で練習を続ける。

高校時代から多くの競技会に出場しているが「地元国体のプラットホーム(試技台)から見る景色は違った」という。諫早農業高校3年で出場した2014年の長崎国体少年男子85キロ級スナッチで優勝した時の会場の盛り上がりは今でも忘れられない。

競技人生2回目の地元国体となる三重国体でも頂点を目指す。「支えてくれる人たちに感謝の気持ちを忘れず、忘れずに持っていきたい」と話し、地道に練習に励んでいる。