高校生が撮影した「熊野」 木本高・平嶋さん企画の写真コンテスト 三重

【県内外の高校生が熊野地方の風景などを撮影した作品が並ぶ会場=熊野市井戸町の市文化交流センターで】

三重県内外の高校生が「熊野(紀伊半島南部)」を題材に撮影した写真コンテストが18日、熊野市井戸町の市文化交流センターで始まった。19日午後5時まで。

企画したのは県立木本高校3年の平嶋大雅さん(17)。大阪府大東市で生まれ、小学1年の時に沖縄県宮古島市に移住。中学2年の時に祖父の出身地である熊野市に引っ越した。

平嶋さんは昨年6月から熊野の景勝地や名所などを撮影した写真をフェイスブックなどのSNSに投稿しており、たくさんの人に熊野の魅力を知ってもらいたいと写真コンテストを企画。コンテストの費用はネットで資金を募るクラウドファンディングを活用した。

会場には木本高校や紀南高校(御浜町)をはじめ、亀山市や大阪府から集まった183点をA4サイズにして展示。七里御浜海岸で高校生がジャンプしている姿や、うろこ雲などを撮影した写真などさまざま。1枚ずつの写真に題名と撮影者のコメントがある。

大阪府から訪れた秀島美穂さん(52)は「大人が思いつかないような角度から撮影した写真もあって、どれもすてきです」と話した。

平嶋さんは、熊野市に引っ越してからネットで宮古島市の美しい風景写真を見て「自分はすごいところに住んでいたんだな」と離れてから地元の魅力に気づいたという。

「高校を卒業するとほとんどの人が市外に出るが、一度離れると新しい目線で熊野を見ることができる。僕も進学で熊野を離れると思うが、熊野に戻ってきたい。同じように思ってくれる人を増やしていきたい」と話している。