夏見廃寺をCGで復元 近大高専でVR体験イベント・名張

【CGで復元された夏見廃寺をVR体験する中学生=名張市春日丘の近畿大学工業高等専門学校で】

【名張】名張市春日丘の近畿大学工業高等専門学校は11日、学校説明会を開いた。制御情報コースの紹介の中で、VR(仮想現実)体験イベントを開いた。

説明会には、中学生と保護者計約200人が参加。体験イベントでは中学生らが同コース5年生の前田耕輔さん(19)が作った作品を体験した。ゴーグルをつけてCG(コンピューターグラフィックス)で復元された夏見廃寺をのぞいた。

夏見廃寺は名張川右岸の夏見男山南斜面の古代寺院跡で、七世紀末から八世紀前半に建立され十世紀末ごろに焼失したとされる。前田さんは二年時から制作を始めた。市のホームページにある柱の図などを参考にCGを作成。昨年一年間でVRと統合した。

作品は今後、仮想空間に忍者を登場させたり、複数人で対戦できるゲームとして発展していくという。

体験した中学生は「すごく画像がきれいだった。歴史が好きなのでうれしかった」と話した。