「県民の声」3年ぶり増加 昨年度323件、議会への意見が最多 三重

【政策会議で「県民の声」について報告を受ける幹部ら=三重県庁で】

三重県は9日の政策会議で、平成30年度中にホームページや電話などで県に寄せられた「県民の声」が、前年度より29件多い323件に上ったことを明らかにした。3年ぶりの増加となる。

県民の声は、27年度に前年度より343件多い783件となって以降、減少を続けていた。同年度は、県が捕獲したツキノワグマを滋賀県の山中に無断で放した問題への意見が相次いでいた。

県によると、30年度中に寄せられた内訳は、意見や提案が前年度より29件多い249件、苦情は15件減の29件だった。要望は5件増の23件、照会は3件増の15件だった。

内容では、議会に関する声が56件で最多。議員定数に対する意見が相次いだ。このほか、県有施設の管理が28件、学校教育が17件、スポーツ推進と動物愛護が14件ずつだった。

職員に関する意見と苦情は29件。うち窓口や電話などで県民に応対した職員の態度に関する苦情や意見が15件を占めた。このほか、服装やマナー、勤務に関する意見などもあったという。

この日の政策会議では、相次ぐ不祥事や事務処理ミスへの対策として、知事ら県幹部が全職員に送信しているメルマガを、今月からはコンプライアンス(法令順守)に特化して記述することも報告された。